その一秒をけずり出せ
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その1秒をけずり出せ
これは2011年の東洋大学駅伝部のスローガンです。その年の箱根駅伝、東洋大学はわずか21秒で早稲田大学に敗れ、総合2位だったのでした。
駅伝ファンの私は、毎年箱根駅伝を見ていますが、不思議だと思うのは、同じ時間には一つのチームの選手は一人しか走ることができない、いわば個人競技の連続のように見える駅伝にチームスポーツの要素が強いことです。もちろん襷を渡す瞬間はリレーの要素もありますが、100m×4のリレーのようにバトンの技術が勝負に直結するわけではありません。それでもチームとしてまとまっていないチームは勝てない。
次の走者が少しでも早くスタートを切れるように、前の走者は全力を尽くす。各走者には役割があり、ライバル校に勝つ今年はできなくても、一定のタイム差以内で渡す者、勝敗を決定づける走りが求められる者、さまざまです。単に与えられた区間を早く走ればいいというものではない。さて、今年はどんなドラマが見られるのやら。